ひとりっ子長男は特定不能の発達障害

【6歳3か月】就学時健診で問題行動(泣)

 

 

就学時健康診断

私の周りでは就学健診とも呼んでいます

(地域による?)

 

就学時健診とは、子どもが年長の10月〜11月頃に入学予定の小学校で

・内科健診

・歯科健診

・目の検査、視力検査

・聴力検査

・発達検査

・面接

を行う健診なのですが

 

↑で書いたように、ハルは越境して学区外の小学校に通うことになっていたので、就学時健診も越境申請をしている学区外の小学校で受けました。

 

 

就学時保健調査票の内容

 
就学時健診の案内と共に就学時保健調査票という事前アンケートも届きました。
 
・予防接種の記録
・生まれつきの病気はありますか
・食物アレルギーはありますか
・発達について心配なことはありますか
・ご家庭で気になる様子はありますか

など。

 

ハルの場合は「発達について心配なことはありますか」の欄に

社会的コミュニケーション障害(特定不能の広汎性発達障害

とシンプルに書いておきました。

※6月に学校とは面談をして、障害についてはその時に詳しく伝えているので

 

健診までにした練習&対策

 

〈練習〉

・当日の流れを説明
小学校から概要のプリントが送られてくるので、それを読みながらハルに説明する。
もちろん「いろんな都合があるから、順番や内容が変わることもあるよ」とも伝えます。
 
・写真を見せる
“就学時健診”のキーワードで画像検索をしたらたくさん写真が出てくるので「こんな雰囲気だと思うよ~」と写真を色々見せました。
 
YouTubeを見せる
YouTubeで“視力検査”と入れると一番上に陣内智則のコントが出てきました(笑)
ハルは
#はまねりチャンネル の魔法の眼鏡屋さんで視力検査!
という動画がツボだったようで、これで雰囲気を掴んでいました。
 
療育ママ友のお子さん(6歳、知的中度)には
自閉症スペクトラム障害児への視力検査の教え方
という動画が良かったとのことでした。
 
・視力検査ごっこ
動画で視力検査がどんなものか見せた後、家の壁にも視力検査表を貼って視力検査をしました。
視力検査表 フリー、と検索してフリー素材をダウンロードして印刷しました)
 
片目を隠すものはスプーンじゃ小さいし…と考えた結果、虫メガネに黒い折り紙を貼ったものにしました。
重いし大きいし、イマイチでした(笑)
 
 
 
・ヘッドホンを使い聴力検査ごっこ
こちらもYouTubeで“聴力検査”と検索するとヘッドホンを装着して検査している動画が見れるのでまずはそれを見せました。
 
その後、家にあったヘッドホンを付けさせ、ボタンと見立てたボールペンを握らせて
「音が鳴ったら手に持ったスイッチを押してください」と練習してみました。
 
本番はスイッチじゃなく、音が聞こえたら「ハイ」と手を挙げる方式だったみたいです
 
 
・発達検査
は練習するものでもないと思って何もしませんでした。
 
そうしたところ
動物が5匹くらい書いてある紙と鉛筆が配られ
「この中で“う”が付くものを丸してください」
→うさぎに丸したら正解
といった感じの検査だったらしいです。(ハル談)
 
まさかの記入式(;'∀')
今までの知能検査や発達検査とは違った感じなんだなぁ!とびっくり。
 
 

〈対策〉

 
・障害や特性を事前に小学校へ伝える
これは我が家の場合、越境についての面談の時に伝えていたので、就学時健診の前に特別に何かをしたということはありません。
 
事前に伝えていても、先生間での情報共有がされていなかったり、障害があっても全く配慮されなかった、という例もよく聞きます😨
 
学校によっては支援級予定の子どもたちは別グループにしてくれたり、親の付き添いOKにしてくれたりするそうですが。
 
・脱ぎ着しやすいようにゆったり目の服で行く
ちょっとでも手間取ることが無いように、健診当日は手持ちの服の中でも1番着替えやすい服を選んで渡しました。
 
また、ハルの場合はマスクも“外れやすいやつ”“よく上下間違えるやつ”とあるので、外れにくく、上下も間違えにくい1軍マスクを持っていかせました。
 

ハルはこれだけ練習&対策をしましたが、まさかの落とし穴があり、問題行動(?)を起こしてしまいます( ;∀;)

 

 

 

 

健診日当日

 

そこで、ハルと同級生になる入学児童は14人の予定という事が分かりました

男子6人、女子8人の14人。

メリット・デメリットを考え、選んだ越境通学の道ではありますが

「これで6年間かぁ~やっていけるかなぁ」

と思ったのが正直な感想です。

 

私達はその小学校から7㎞くらい離れた場所に住んでおり、その地域の保育園や幼稚園に通っている訳でもないので、他のお母さん方にもこの時初めて会いました。

 

越境は多い学年では5人いると聞いていましたが、ハルの学年はハル1人。

もう1人くらいいるかと思ってたのに~💦

 

《追記》

就学時健診のあと申込みしたそうで、入学式には越境仲間が1人増えていました

しかも、同じ支援級!

 

 

田舎の小学校なので自分たち以外ほぼ全員顔見知り、残りの13人のお母さん方は和気あいあいと話していました。

 

遠くからその様子を眺めていると(不審者w)

1人のお母さんが私達親子に

「もしかして越境?」

と声を掛けてくれました。

 

突然のことに私は焦り

「そうなんです~支援級なんですが」

と最初からぶっこんでしまいました(;'∀')

 

やってしまったー(;'∀')

と思いましたが、そのお母さんは

「そうなんだ~今年は男の子少ないから増えて嬉しい」

と言ってくれました。

 

社交辞令かもしれませんが…

 

それにしても、出会ってすぐに「障害があります」と言われたようなものなのに、完璧な返事だったな、優しい方で良かった!!と思いつつも

 

「あーーバカなことしたぁぁぁぁぁ」

「ふつう第一声で支援級とか言うー!?」

と今でも思い出す度に悶絶しています😱

 

 

↓このシリーズを読んで心を落ち着かせています😂

てんてんさん独特だけど好きです。

保護者と分かれて健診スタート

 

去年もコロナ禍ということで、例年のように5年生が1年生を誘導するという取り組みはありませんでした。

 

市内の他の小学校では大体5~10人でグループを作り親が付き添うという対応だったそうですが、ハルの小学校では全員で14人ということもあり、先生方がついて回ってくれたみたいです。

 

保護者はその間、音楽室で食育に関する講習を聞きました。

 

健診の途中でハルが癇癪かパニックでもおこして

「お母さん、お子さんが大変なことに💦」

とかって呼び出されたりしないだろうか、と緊張していましたが、それはなく、2時間後くらいにニコニコで帰ってきました。

 

先生からも

「問題なく全検査できましたよ」

と言われました。

練習した甲斐あったな、と嬉しく思いました☺

 

 

待ち時間にハルが…

 
問題はここからです。

最後に、順番に面談とのことで音楽室で待機する時間がありました。

 

 

教務の先生「楽器には触らないで待てるかな?」
子どもたち「はーい」

 

というやり取りのあと、先生方は去り、

「〇番の△△さん隣の教室へ」

と呼びに来るだけになりました。

 

越境組のハルは最後の14番です。

 

他の子は友だち同士喋ったり、

壁に貼ってあるポスターを指さし「ねぇーママ~よんで~」なんて言っていました。

ハルはその間、私の膝に乗ってきたり、くねくねグダグダしていました。

 

一度見学には来たものの、ほぼ初めての場所で頑張ったもんね、疲れたよね、と思っていたので自由にさせていました。

 

でも他の子の様子を見て

「外でも遠慮なく母親にベタベタするところはやっぱり幼いよなぁ~😓」

と心の中で思っていました。

 

発達性協調運動障害と指摘されたことはないけど、体幹が弱いのでくねくねするし、多動はない(と言われている)けどフラフラするし。

 

まだまだ感覚統合を強化する必要がありそう😓

 

 

 

そうしているうちに、やんちゃそうな男の子達が楽器にかけてある布をめくり、触り始めました。

そうしたところすかさず女の子たちが

「あー!○くんが~!」

「先生がダメって言ったんだよ~」

と言い出しました。

 

その子たちのお母さん方はお喋りに夢中で気付いてない様子だったのですが、私は

「女の子はもう小学生みたいだなぁ(´▽`)男子を注意するのあるある~」

と微笑ましく見ていたら

突然ハルが立ち上がり

 

「楽器に触ったらダメなんだよ!」

 

と大声を出しました😱

 

子どもたちからしたら

「だれ?」

「今日初めて会った子が注意してきた」

だし

お喋りに夢中のお母さん方もハルが急に大声出したもんだから

「突然なに!?」って一斉にこっちを見るし

私はもちろん真っ青…😱

 

とりあえず

「ハル、大きな声は出さないよ」

「注意は先生に任せよう、ハルはしないで」

と言い聞かせていると

 

女の子たちが

「ママ~○○くんたちが~」と告げ口をしに行き

男の子ママが「も~○○!触ったらダメでしょ!」

と叱り、いざこざもすぐに解決していました。

 

その頃のハルといえば

「(注意は先生に任せようっていうけど)先生ここにいないじゃん」

とかブーブー言ってて…

(先生は出たり入ったりしていて、この時はちょうどいなかった)

 

うーーーん"(-""-)"

空気読めないよねぇ~

明らかにハルが入っていく場面ではないよねー

正義マン?正義厨?

普段からそういうとこあるよねー

自閉症あるあるでもあるよねー

声の大きさも場に合ってないし

と私は頭を抱えていました…( ;∀;)

 

こういう面もあって支援級に決めたんですよね

 

 

こういう時どうしたら正解なんですかね?!

関係が出来上がってたら注意してた女子みたいに子ども同士、直接注意しても良いと思うけど。

ハルの場合空気を読まずに言うからなぁ。

 

「注意するのは先生の役割、ハルはしない」

って教えるとしても、場合によってはチクったと思われるよね。

 

それにしても…

あーーーー😭

他のお母さん方にどう思われたんだろう

その後は何もなかったかのように

「どちらの園ですか?」

「学童どうします?」

とか話しかけてくれたりしたけど、要注意人物だと思われて身辺調査されているように思えたし(被害妄想?)

 

我が家以外の13人はほぼ全員同じ幼稚園に通っているママ友。

健診の次の日

「昨日のアレどう思った~?」

なんて話されてたらどうしよう…と入学説明会の日まで引きずりました。

 

 

 

健診の結果発表

 

専門医の受診をお勧めします」は歯科健診だけでした。

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発達面に関してはもう専門医にかかっていると伝えていたからスルーだったのかなぁ?

伝えていなかった場合はこの時に

「ちょっと気になりますね」

とか言われていたのかな?

 

ハルの最初で最後の就学時健診は、健診自体は無事に終わったけど、待機時間にやらかした、という話でした。

 

私も空気読めない発言しちゃったし、ハルのことは言えませんね。

親子そろって( ;∀;)

 

時間が戻せるなら戻したい…😭

 

 

↓この本は

・障がいがある子の就学・進学年間スケジュール

・就学に関する事務手続き

・就学先を吟味するポイントノート

・特別支援学校等の児童生徒の増加の状況

・小学校通常学級在籍児童の「転籍率」

などのグラフや表も多く、これ一冊ですべてを網羅している感じです。

就学について悩んだ時に読みたい本でした。

 

2022年3月発行なので、ハルには間に合いませんでした

くそぉー( ;∀;)

 

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