療育日記/ハルは特定不能の広汎性発達障害

ひとりっ子長男は特定不能の発達障害

IQ50→IQ87→IQ102 現在小2 情緒級に楽しく通えています

子どもを叩いていた頃①叩く理由

このブログは「社会的コミュニケーション障害」「特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)」のハルについて書いています。詳しくはこちら↓

 

私がハルを叩いてしまっていた時期はハッキリ覚えています。
ハルが2歳5か月~3歳1か月のか9か月間です。
 

↑には「怒鳴ってしまっていた」とは書きましたが、本当は叩いてもいました。
 
しかも、しつけの為でもなく、叩くのが良くないことは百も承知で、私の我慢が限界だったから叩いていました。
 
本当に反省していますし、今でも後悔しています。
 
でも、今またイヤイヤ期ピークのあの時に戻ったら叩かずにはいられないと思います。
 
だから
「こうしたら叩くのを辞められる」
という辞めたい人の為になる文章は書けませんが、どういう精神状態になったら手が出てしまうのかは当事者としてよく分かるので、自戒の為にも書いて残しておこうと思います。
 
また、そんな自分に悩み
アンガーマネジメント講座を受講
 ↓
 ↓
心療内科を受診、服薬
 
と色々取り組んだので、順次その話も書こうと思います。
 
 

なぜ叩いてしまっていたか

 
子どもの癇癪が酷くて追い詰められていたから、我慢できなくなったから
に尽きます。
 
まず、

↑これに目を通してもらいたいのですが、

ハルの癇癪は1歳10か月~5歳8か月まで続きました。
 
産まれた時からよく泣く子

 
1歳半健診では泣き過ぎて歯科医の白衣にゲロを吐き、保健師さんから別室に案内されました。

 

ママ友から「叩いてしまった」という話を聞いても「あるよね、そんな日も」と思います。
 
程度にもよりますが、正直ギャーギャー言う子どもを叩く経験ある親だって多いはず。
虐待というほどのこと?という考えもあります。
 
でも、私の場合は
・ハルのイヤイヤ期が長かったのと同じで私の暴力期も長かった
児童虐待防止法が施行された現代では虐待の定義に当てはまる
 
ので一般的な「叩いてしまった」という話では済まない、正真正銘の虐待だったな、と思います。
 

当時の状況

 
言い訳がましいのですが、当時私が置かれていた状況を書こうと思います。
 
自分で選んだ結果といえばそれまでですが…。
 
・壁の薄いボロボロ社宅
・夫、私、ハルの三人家族
・専業主婦
・地元は色々乗り継いで半日かかる距離
・義実家も新幹線の距離
・夫の仕事の都合で引っ越したので市内どころか県内に友だち0人
 
孤独でした。
転勤族でも立派に子育てしてる人が大勢いる中で、虐待の言い訳にはなりませんが。
 

いつ、どうやって叩いていたか

 
朝夕問わず、ハルがギャーギャーグズグズした時に、カッとなって叩いていました。
壁の薄い社宅に住んでいたので、大声で怒鳴ることは少なかったです。
その代わり小声で
「うるさい」
「静かにしろ」
「黙れ」
「いいかげんにして」
「あーもう死にたい」
とよく言っていました。
 
我慢できた日は0回、多くて1日に4回叩いていました。
自分の中では凄く凄く我慢して4回です。
 
そんな生活をしていても5歳8か月まで癇癪が続くんだから、いかに【叩くしつけ】が意味ないか分かりますよね。
叩いてもギャーギャーが酷くなるだけで、良いことなんてひとつもなかったし。
 
ハルが小学生になり癇癪も昔の話になった今、当時を振り返ると
「2歳、3歳なんて赤ちゃんじゃん!」
「そんな子に向かってなんて酷いことをしてたんだ」
とは思います。
 
でも、神様が来て
「4年前に戻してあげるから、子育てをやり直してみるか?今度は叩かない子育てができるかもしれないぞ」
と聞かれたらお金を積んででも断ります。
 
あんな経験二度としたくないし、人生二周目だったとしてもまた同じように叩いてしまうだろうし、今これを書いていても当時の「気が狂いそう」という気持ちを思い出して気持ちが悪いです。
 

子どもを叩いている時に感じたこと

 
「一度叩いたら癖になる」
でした。
 
私だけかもしれませんが、正に「タガが外れるとはこのことか…」と思った覚えがあります。
 
叩きながらそんなに冷静なこと考えているなんて鬼の様な親だと思うかもしれませんが、本当に頭の片隅で「依存症みたいだな」と思ったんです。
 
アンガーマネジメント講習を受けたり、心療内科で薬をもらいカウンセリングを受け、長い時では26日我慢できました。
でも、27日目に一度バシっと叩いてしまったら、もうそこからは以前の様に叩く生活に戻ったんです。
28日目も叩くし、29日目も叩く…
 
密室育児気味だったのもあり、歯止めが利かない、叩くことに慣れてしまう、エスカレートしてしまうという怖さは常にありました。
 
 
依存症についてはたまたま見つけた、この厚生労働省監修の『だらしない夫じゃなくて依存症でした』という漫画がとても分かりやすかったです。
アルコール、薬物、ギャンブル…
 

よく妄想していたこと

 
・死にたい、消えたい、消滅したい
思いつめた感じではなく、死にたいなー。死にたいというか、生きてたことをナシにしたいなぁと常に思っているという感じ。
今思うと異常ですけど、子育てあるある(?)
 

・トラックが突っ込んできてくれて即死できないかなぁ?
子どもだけが残されるのも可哀想だからハルも一緒に

親子心中のニュースを見ては「子どもを一緒に連れて行くのはおかしい!子どもは生死を選ぶ権利があるのに!」と怒っていた自分と同一人物と思えない考え
そもそも不謹慎だし、トラックに迷惑。
今となってはこう思えますが、当時は道行くトラックを眺めては本気で考えていました。
あと、巨大隕石が落ちてきて地球が滅亡、とか。
 
児童相談所に保護してもらうべき?
最寄りの児相の電話番号も調べ、いつでも電話できるようにスマホに登録しました。
実際、療育手帳の検査の時に行ったこともあるので身近にも感じていました。
でも、実際に相談して…という勇気はありませんでした。
 
 
・なんで誰も気付いてくれないの?通報してよ!
児童相談所の誤認保護が問題になっていますが、ハルこそ保護してよ!
と思っていました。
ここでも他力本願。
人に甘えずに自分で通報しろよー!と今となっては思うくらいですが
 
 
産後というには時間が経ち過ぎているので、産後うつではないな
育児ノイローゼというものなのか…?
でもチェックリストはそんなに当てはまらないな、と当時は思っていました。
 
その後、心療内科にもかかったので、その話は【子どもを叩いていた頃④】で書きます。
 

夫はなにをしていたか

 
これを読んだ人は私たち夫婦のことを通報したくなるかもしれませんが正直に書きます。
 
夫の考えは
「叩かないと分からないこともあるだろう」
「自分も叩かれて育った」
「痛みを知らない大人にするのか?」
というものでした。
 
完璧に昭和の考え、巨人の星?って感じですよね。
 
こんな極端な思想の夫ですが、実際叩くことは無かったので助かりました。
仕事が忙しく子どもとの関わりが少ないので。
子どもにイライラするほど子どもと触れ合うことがなかったんですよね。
 
私が叩いてしまったことも一度だけ話したことがありますが、こういう考えの持ち主なので
「まぁ、しょうがないんじゃない?」
「ハルを育てるの、大変でしょ」
という返事でした。
責めなかったのは優しさだったのかもしれませんが、他人事っぽいですよね。
 
これをきっかけに夫の手助けが増える…
こともなく、相変わらず仕事に追われる日々でした。
 
育児に手を貸さない代わりに口も出さない。
そんな夫で良かったなぁ、頑張って働いてくれるだけで十分!と思っていましたが、この時ばかりはしんどかったです。
 
実の両親や義両親は遠い上、それぞれ介護や仕事で忙しくしていたので、この時は相談しようとも思いませんでした。
 

負の連鎖なのか

 
子どもを虐待する親は自分も虐待を受けていたケースが多いと聞きますが、私は親から叩かれた記憶はありません。
放任主義の親に良い意味でテキトーに育てられました。
 
夫はやはり叩かれて育ったそうで、そんな自分を正当化したいのもあって
【叩いて躾ける育児賛成派】です。
 
なので
叩く育児を否定する=義両親の育児を否定する=本人を否定する
に繋がると思い、「叩いてしまう自分を変えたい」という思いを夫には相談できませんでした。
 

親子療育で相談してみた

 

ハルは2歳8か月~3歳7か月までの年年少と呼ばれる期間、発達センターで週2回母子通園(親子通園)をしていました。

「いつもニコニコ優しいお母さん」を演じていた私が、日常的に子どもを叩いてしまうことは言い辛かったです。

なので、ベテラン保育士さんにへらへら笑いながら「手が出ちゃう時もあって~」と話すのが精いっぱいでした。

へらへらしながらも内心は心臓バクバクでしたが、意外なことに帰ってきた答えは軽く

「お母さん、みんな大なり小なりそうですよ」
「センターではアンガーマネジメント講座も定期的にしてるから、受けても良いんじゃない?」

とのものでした。

保育士さんから詳しく

「どんな時?」「大丈夫?」
と色々聞かれるかな…

最悪児童相談所に通報もあり得るよね…

まぁ、児童相談所に保護してもらえるならそれでいいか。

とまで考えていたので拍子抜けでした。

私の話し方も悪かったな…。

 

この時は2017年で児童虐待防止法が施行される3年前です。

今同じことを話したら対応が違うんだろうか?
 
 
次はアンガーマネジメント講座を受講した時のことを書きます。
 
①叩く理由
②アンガーマネジメント
⑤叩くのをやめたきっかけ
と続けていくつもりなので、よろしくお願いします。
 
※このページの下の方に👇カテゴリー注目記事があるので、良ければそちらも見ていってください☺