療育日記/ハルは特定不能の広汎性発達障害

ひとりっ子長男は特定不能の発達障害

IQ50→IQ87→IQ102 現在小2 情緒級に楽しく通えています

子どもを叩いていた頃⑤叩くのをやめたきっかけ

このブログは「社会的コミュニケーション障害」「特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)」のハルについて書いています。詳しくはこちら↓

 
アンガーマネジメントもペアレントレーニングも、心療内科の薬でも完璧には虐待を止められなかった。
 
そんな私が、ハルを叩くのをやめたきっかけは3つありました。
 
 

きっかけ①

 

子どもが他害の被害にあったからです。

我が子がよその子に叩かれて泣いているのを客観的に見て可哀想に思ったから。

我ながらサイコパスの考え…。

 

引きましたよね…。

自分でも引きました。

 

でも、それはきっかけの1つであって決定打は別のものです。

 

↓2017年10月、ハルが3歳1か月頃の話です

 

きっかけ②

 

もう一つのきっかけは

引っ越しです。

 

ハルが他害の被害者になってから

「物理的に離す」

ことの有効性を感じました。

 

「物理って大事!お金を勿体なく思っている場合じゃない。

私がこの先一生メンタルを病むことを考えたら引っ越し費用なんて安いもの!」

そう思ってボロボロ社宅から引っ越しました。

 

癇癪への対応を相談してまず言われることは

「反応しないこと」

です。

 

反応してしまうと、「かまってもらえる」と思い、癇癪が常習化する。

そうは言っても、壁の薄いボロボロ社宅に住んでいたらずっと放置する訳にはいきません。

「とにかく泣き叫ばないで!」「お願い!」「黙って!」

毎日そんな考えで頭がいっぱいでした。

 

発達センター(親子教室)の保育士さんからのアドバイス

「子どもが気持ちを切り替えるまで、お母さんは他の部屋に逃げて」

「子どもが納得するまで泣かせておくのも手だよ」

というのも社宅においては現実的じゃない。

 

いっそ一軒家を建てるかという話にもなりましたが、我が家は転勤があるかもしれないし、ハルみたいなタイプを育てている私にとって

「ご近所トラブル、学校トラブルがあったとしても、いざとなったら引っ越せる」

が私の心の支えにもなっているので賃貸生活を続けることにしました。

 

引っ越し先には、防音を重視して選んだ物件の1階・角部屋を選びました。

一軒家タイプの賃貸が理想でしたが、家賃・立地が条件に合うものがありませんでした。(特に家賃…)

 

でも、社宅から今の物件に引っ越して今のところは大満足です。

もっと早くに引っ越すべきでした。

心療内科を受診した時も、ハルが診断を受けた時、いつも後から思うんですよね。

「もっと早くに動いていれば」

 

 

一時保育

同じく環境を変えるという意味では一時保育の利用も有効かもしれません。

今(2021年)はコロナの影響もあって以前より利用のハードルが上がっているし、簡単ではないでしょうが。

私もいろんな思いから一番辛い時には利用できませんでした。

↓理由は前回書きました。

 

 

障害のある子で受給者証が取れたら日中一時支援を利用する手もあります。

ハルの場合は当時、ほとんど空きがないと言われ諦めました…。

あれから3年経った現在は市内に受け入れ先も増えたそうです。

母子分離の児童発達支援も。

 

きっかけ③

 

虐待を止められた最大のきっかけは

ハルの癇癪が減った

ことです。

 

↑にはイヤイヤ期のピークは2歳8か月~3歳3か月

と書きました。

 

ペアトレで習って実践した関りが良かったのか、ハルが単に成長したのか、その両方なのか。

私にも分かりませんが、癇癪はまだまだあるものの3歳4か月頃からは「峠を越した」感がありました。

 

結局、ハルの激しい癇癪が耐えられなくて虐待をしていた私が、虐待を止められたのは、ハルの癇癪が減ったから。

原因がなくなったから、止められた

それだけです。

 

逆を言うと、原因がなくならなかったら、今でも続いていたかもしれません。

 

ちなみに、峠は越したものの、疳の虫はそのままで。

イヤイヤ期?ギャーギャーグズグズ生活がやっと終わった…と思えたのは年長の5月(5歳9か月)です…

長かった…。

 

↑「育てにくい子」と感じたときに読む本

療育園時代に先輩ママから勧められて読んだ本で、今でも私のバイブルです。

こんな子を育てているので『育児本』って心に刺さらないことの方が圧倒的に多いんです。

親や親戚が送ってきたりするのですが←

はいはい、ってパラパラめくるだけ。

“ありのままを受け入れて”

“自己肯定感を高めよう”

とかとか。

 

「いや、もう知ってるし」

「いつものやつね~」

「この本を書いた人、ハルを育てた後でも同じことが言えるのかしら」

っていつも思ってました。

 

佐々木先生も特別変わったことを書いている訳ではなく、王道の答えも多いのですが、なんかしっくりくるし、納得できるんですよね。

抽象的なことだけでなく、具体的な対応策や事例も書いてあり、ハルと自分には合うと思いました。

 

でも、療育園内では“合う派”と“合わない派”が半々だったので、合わない人も多そう。

 

 

↑これは子育て本ではないのですが、非定型発達の人が子育てに対して余裕がなくなりやすい話などが書いてあったり、漫画なので読みやすく共感できました。