ひとりっ子長男は特定不能の発達障害

【年年少】集団療育・母子通園のメリット・デメリット

 
 

ハルは2歳8か月~3歳7か月の年年少の期間に、週2日の療育に通いました。

民間療育ではなく、発達センターでの公的なもので、経緯としては

 

1歳半健診で引っかかる

 ↓

親子教室に半年通う

 ↓

2歳0カ月でIQ50と発覚し、療育に通いたいです!と頼み込む

 

というものでした。

 

 
その発達センターでの療育は
 
個別ではなく集団
母子分離ではなく母子通園
 
だったので、そこでの経験を書こうと思います。
  

集団療育で良かったこと・大変だったこと

集団療育の良いところはやはり、コミュニケーションを学べる点!

と言いたいところですが、ハルの場合はそうでもなかったです…😅

 

保育園にも幼稚園にも、プレ幼稚園にも行ってなかったハルには、この療育が初めての集団を学ぶ場でした。

 

でも、まだ年年少。しかも発達が遅めの子が集まる集団で…

正直、子ども同士がコミュニケーションをとる姿はほとんど見られませんでした。

 

たまに追いかけっこしてたくらい?

「かして」「どうぞ」もほとんど親が代弁してたし。

 

↑にも書いたのですが、子どもの遊びには

 

平行遊び 他の子の近くで同じような遊びをする、が独立している
連合遊び 他の子と遊ぶが、自分のやりたいようにやる
協同遊び 一緒に何かを作るなど、それぞれ役割をもって遊ぶ

 

とあって、2歳での親子教室時代平行あそびもまだまだ、といった感じでした。

 

3歳になったこの頃やっと平行遊びになったかな?という印象でした。

 

「じゅんばんこ~」を練習する機会も多くありましたが、当時のハルはまだ我慢できず、

"なんで前に進めないんだー!"状態のハルを親が押さえつけるだけ

…絵カードもこの時ばかりは意味がありませんでした😓

 

発達障害の子の精神年齢は七掛け

という有名な話もありますし、特性持ちの子に「順番待ち」を教えるには時期尚早だったかな…と今となっては思います。

 

小さい頃から習慣づけるのはもちろん大事で「手洗いの順番を待つ」など活動の流れでの"順番待ち"は仕方ないし、教えていくしかないんですが。

 

この療育では、いろんな場面であえて順番待ちの場面を作ってあることが多くて…

 

順番待ちの場面では、ハルだけじゃなく、7割の子がギャーギャー崩れていました。

 

療育を卒業する時期も、そんな光景はあまり変わらなかったような😓

 

ハルがやっと順番の意味を理解して+待つということを覚えたのは、療育園に通い始めてからです。

確か3歳10か月頃。

でも、それは療育で1年間言い聞かせた成果が後から効いてきたお陰だったのかな?

恩知らずでごめんなさい😂

 

集団の中で大変だった思い出は、この

順番待ち

他害のある子のターゲットになったこと

くらいです。

 

 

反対に良かった点は何をしても引かれなかったこと

療育の活動の中で

「これ、子育て支援センターで同じことしてたら他のお母さん方に引かれそう😓」
と思うことも多々ありましたが(激しすぎる癇癪とか)

ひまわり教室では決してそんな雰囲気にはなりませんでした

(内心思っている方もいたかもしれませんが💦)


先生方も

「そうだよね」

「ハル君はいま、こういう気持ちなのかな?」

と優しく対応してくれ、他のお母さん方も(中にはお父さんやおばあちゃんも)

「あるある~」

「うちなんてさぁ」

と声を掛けてくれました✨

 

 

以前こちら↑で書いたこともありますが

療育の一歩手前の親子教室(健診事後教室)では

「うちの子は全然フツーなの」

と、うちの子が来るところではないアピール全開の方もちらほら見かけたんですが、この療育の同じクラスには一人しかいませんでした

(一人はいたんかーい!と言いたくなるところ…)

 

私は、親同士が情報交換をしたり、子育ての愚痴を言い合えたのも集団療育の良かった点かな、と思います。

 

母子通園で良かったこと・大変だったこと

 

母子分離ではなく母子通園、という点で大変だったのは、やはりストレス・疲れです。

 

Google検索で「母子通園」と入力すると 

「母子通園 ストレス」が上位にありました😅

 

発達に問題を抱えた子どもを連れて、集団で、となると

「すみません!」

「ごめんなさい!」

と謝ってばかり。

 

お互い様だし、雰囲気はとても良かったのですが、ハルが社会的コミュニケーション障害と診断されたくらいなので(?)私だってコミュ障だし、療育の日は楽しかったけどヘトヘトでした😖

 

週2日、1回につき2時間弱なので、週5日朝~おやつの時間まで母子通園を頑張ってらっしゃる人とかに比べたら甘いんですが💦

 

母子通園の良かった点は、親が対処法を学ぶ機会が多かったことです!

 

お友だちとの衝突もすぐ先生が飛んできて間に入ってくれることが多かったので、その先生の声掛けの仕方が正にお手本で✨

「こうすればいいのか😳」

目から鱗が落ちる日々でした。

 

近くに先生がいなくても

「こう対処したんですけど、どうするのがベストでしたか?」

「先生だったらどうされますか?」

など、その日の内に聞くことができました。

 

母子分離ではそうはいかないので、そこは母子通園の強みだと思います!

 

当時は、自分の中に子どものトリセツがどんどんできていく感じがしてました✨

大きくなるにつれ、性格も課題も変わっていくので、あの頃のトリセツはもう使えませんが…

 

ひろゆきならどう育てるだろう?

 

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