ひとりっ子長男は特定不能の発達障害

【年年少】自治体療育の内容/自閉症児は見立て遊びをしない?

 

 

ひまわり教室での流れは前回書いた通りなのです、今回は活動内容を振り返ってみようと思います。

 

活動内容

室内

手遊び歌

ひげじいさん

あたまかたひざポン

パンダうさぎコアラ

など

ハルは大好きな活動。

 

 

ふれあい遊び

いっぽんばしコチョコチョ

ぎっこんばったん

ぞうきん

バスに乗ってゆられてる

など

これもハルが大好きな活動。

 

 

トランポリン

体幹レーニン感覚統合

「10数えたらおしまい」と順番待ちの練習も兼ねていたようです。

 

ハルは飛び終えた後に順番を譲ることはできるが、自分の順番が来るまでは待てない、早く乗りたい!とよくギャーっとなっていました

  

ボールプール

ボールを外にポイポイ投げない

お友だちに投げない

などの指導がありました。

 

ハルはお友だちがテンション高くはしゃいでボールやお友だちの手が自分の顔に当たったりすることを嫌がりました。

 

泣くことはないけど「怖い」など言ってビクビクしていました。

 

でも親子教室の頃は、ボールプールがあってもすぐには入れず、私の陰に隠れて様子を伺っていたので、それに比べると強くなった!

 

絵本の読み聞かせ

だるまさんが

はらぺこあおむし

ころころくるり

など。

ハルは集中して聞くことができていました。

 

 

絵本を選んで自由に読む

アンパンマンやトーマス、せなけいこさんの絵本、などが人気でした。

本が固めて置いてあり

一冊読んだら一冊返す

お友だちと取り合いになったらどう対処する?

「次貸してって言おうね」

など親子で学びました。

 

 

 

 おままごと

お友だちが使っていても良くわからず取ってしまう子も多かったです。

 

ハルも2歳代の頃は特に

「これはお友だちが使ってるからね」

がよくわかっていない様で

「じゃあ代わりにこっちを使おうか」

などよく声掛けしていました。

 

 

ブロック

ハルはブロック同士をつなげる、ということは一切せず、一つ一つを「かいじゅう」や「おばけ」に見立てて戦わせ

"見立て遊び"

"再現遊び"

をしていました。

 

見立て遊び…想像力が必要で自閉症児は苦手なことが多い。
再現遊び…自閉症児によくみられる。健常児もする。
 

と言われていますよね。

ハルはどちらもしていたと思います。

 

"かいじゅう"になりきって私の持つ"かいじゅう"とやり取りをしながら物語を作っていく→ごっこ遊び、見立て遊び
ひとりでセリフを言いながら(エコラリア?)黙々と人形を動かして遊ぶ→再現遊び
「〇〇って言って!」とセリフを強要しまくる→再現遊び

 

4歳半になると「○○って言って」的なことは言いますが、前ほど言わなきゃダメ!という感じがなくなり「も~お母さん言ってよ~」といった感じで、ハルの中の決まったセリフを言わなかったとしても妥協?できるようになりました。

 

再現遊びをしたいときは一人で黙々としています。

 

 

おててスタンプ

事前に予告があり、汚れてもいい服で登園する。

夏場は下着のみになってもOK。

 

スタンプ、絵の具などを手に付けて大きな模造紙に好き好きにペタっとする。

 

普通のA4サイズの紙も用意してくれており、みんながワッと集まっている所に入っていくのが苦手なハルはそちらを使うことも多かったです。

 

この活動は嫌がりはしなかったんですが、そんなに好きじゃないんだろうな、というのは伝わってきました😅

 
 

 

ぬり絵、お絵描き

 

↓これと同じさんかくクレヨンを使用していました。

 

上手とか下手とかではない。

どんな作品でも先生は「芸術的ねぇ」と褒めてくれたりする。

 

ハルが頭足人(とうそくじん…胴体がなく、頭から直接手と足が生えてる子ども特有の絵)を初めて描いたのはいつ頃だったか。

3歳6か月前後くらいかな?

 

4歳5か月頃からお絵描きブームが到来したのですが、それまでは好きでも嫌いでもない。たまには書くか~くらいだったと思います。

筆圧の弱い(発達障害あるある)ハルにはホワイトボードから始めるのがいいかも、とアドバイスされ、購入したのもお絵描きブームのきっかけだったと思います✨

 

シール貼り

お母さんが主導権を握る練習でもありました。

 

シールを持つのはお母さんで、子どもには決して持たせない。

子どもは指さししたり、話せる子は「ちょうだい」と言って

→お母さんからシールをもらって

→貼る

という流れ。

 

用紙はすごろくの様に四角が並んでいたり、枠はありましたが他のところに貼ったからといって指導されることはありませんでした。

 

ハルは几帳面でもないし、自由過ぎることもないし…といった感じ。

 

 

新聞ビリビリ

作業療法でも似たようなことをした」

と同じクラスのお母さんから聞きました。

 

ビリビリするのって意外に難しい!

指先に力が入らないとできない。

 

ハルは今でも不器用タイプで、この頃はまだ細かい作業は年相応まで出来なかったのもあり、私がちょこっと破いて「ここを持ってこうやってごらん」とフォローしてやっとできていました。

 

ビリビリ破った新聞の山の中にダイブしたり楽しそうでした

 

 

シーツぶらんこ

どういう意図があるのかは聞きませんでしたが、これも感覚統合の意図があったのかな?

ハルは怖がるかな?と思ったら案外キャーキャー言いながら楽しんでいました。

 

 

中庭

親子教室では教室の外に出ることがなかったので、中庭での活動は新鮮で、親子共に楽しめました。

 

シャボン玉

言語訓練にも良いと言いますよね。口の周りの筋肉が鍛えられるそうで、滑舌が気になる子にも有効だと勉強会で教わりました。

 

 

 

砂場

近くに手洗い場もあり、水の使用もOKでした。

バケツに水をくんだり。

砂を固めてお山にしたり。

道具を友だちと取り合いになったり、砂がかかってしまったり。

 

そういう時にどういう風に対処するか。

先生が間に入ってお手本を見せてくれることも多かったです。

 

小さなトラブルも、同じ相手同じシチュエーションという事はないので、親としても毎回どう言えば正しい対処法がハルに伝わるだろう、と考えました。

 

→こういう場面ではこういう声掛けをしましょう、みたいなことは育児書に書いてあるし、子どもよっては定型文よりもっと良い声掛けがあると思うので、今回はそういった一般論は書かずにおきます。

 

 

ボール

砂場と同じく、

友だちと取り合いになったらどうする?

友だちにボールが当たった時は?

友だちから謝られた時はどうお返事する?

などいろんな場面がありました。

 

その他

月に1回ほどおやつの日

果物やパン、小さいおにぎり、ヨーグルト、ゼリーなど。

チョコレートは禁止でした。

 

苦手な食べ物を克服しよう!という時間ではなく、みんなで好きなものを楽しく食べよう!といった感じでした。

 

「いただきます」

「ごちそうさま」

の練習

 

ラップを自分で外す、ミカンの皮をむくなど

→手伝ってほしい時は「手伝って」と伝える練習

(言葉が出ない子はお母さんの肩をトントン叩くなどのジェスチャーを学んでいました)

 

立ち歩きは厳しくは制限されませんでしたが、やんわりと先生が椅子に座るように誘導してくれたり、なるべくおやつの時間中は座っていられるように関わってくれました。

 

 

月に1回ほど勉強会

先生たちが子どもを見てくれている間に、全部のクラスのお母さん達が集まって講義を受けました(参加は自由)

 

経験豊富な保育士

保健師

児童精神科の医師

作業療法士

言語聴覚士

ひまわり教室卒業生のお母さん

 

など、講師は毎回違い、とても勉強になりました✨

 

たまに作業療法士さん、言語聴覚士さんが見学に来られて、アドバイスをしてくれる(不定期)

療育の活動内容はこれくらいでしょうか。

 

親子教室の時は、ハルの成長も自分の成長もあまり感じませんでしたが😅(期間も短かったし)

この1年間の療育ではハルも私も得るものがたくさんありました✨

 

でも、最初から民間療育へ通えばもっと濃い療育が受けれたなぁ、と今は少し後悔しています。

(ピンキリなのでどんな児童発達支援施設を選ぶかにもよりますが)

 

年中、年長は保育園と児童発達支援施設を並行通園したので、いずれその話も書きたいと思います。

 

 



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