前回も書いたように私は2017年6月頃
ハルが2歳6か月の時から本格的に療育園や幼稚園に見学や面談へ行っていました。
願書配布はハルが3歳2か月の時なので、8か月前から動いてたことになります。
なので
“我ながら早くから準備して偉い”
“これで出遅れることはないぞ”
と自信満々でした。
2歳8ヶ月〜3歳7ヶ月は発達センターでの公的な無料療育に週2回通っていたので
そこの保育士さんと相談しながら動いていました。
ハルが2歳10か月の時、ある療育園と出会い
第一候補に決めたので ↓
次は療育園に入れなかった時のために第二~第五希望を決めなくては!
と考えていました。
私の住む自治体では
幼稚園・保育園・こども園の願書配布が10月。
ハルに診断がついたのは9月、願書配布期間の直前でした↓
当時のハルは
IQ87。
5か月遅れの発達と言われていました。
8月生まれなので1月生まれの子と同じくらい?
主治医には
「年少入園?それだけの力はあると思うよ」
と言われており
療育の先生にも第一希望を療育園にすると言ったら
「知的障害がないハルくんは入れるかなぁ?」
「幼稚園とかでも十分やっていけると思うけど」
と言われていたので、
私も「まぁ、療育園に落ちたとしても幼稚園でやっていけるかなぁ」
…安易にそう思っていた時期もありました…😱
それが粉々に砕け散ったのは、この幼稚園なら!と希望をもっていた私立幼稚園に願書をもらえなかった時です😱😱😱
※公立幼稚園のない地域に住んでいます
本格的に年少からの進路を考えて動き出したのはハルが2歳半の時ですが、
それとは別に、私はハルが1歳過ぎた頃から地域の幼稚園や保育園の園庭開放には積極的に参加していました。
癇癪大魔王なのは隠しようもなかったし、全ての園にハルの発達のことも正直に話していました。
いくつかの園を見比べた結果、評判もよく、障害のある子も積極的に受け入れているという幼稚園が割と近くにあったので、
その幼稚園の園庭開放には毎月欠かさず行くことに決め、何ヶ月か経つとハルもすっかり馴染んでいきました。
第一希望を療育園に決めた2017年8月頃。
決めてからすぐに、その幼稚園には
・療育園を第一希望に考えていること
・第二希望はこちらの幼稚園と思っているので、療育園に入園できなかった場合、よろしくお願いします🙏💦
と伝えていました。
その時は
「そうなんですね~😊」
「分かりました」
とだけ言われていました。
そんな幼稚園から
「願書をお渡しすることはできません」
と言われたのはまさに青天の霹靂…😱
願書配布の一月前のことです。
園庭開放が終わり、帰るとき
私「来月は願書をもらいに来ます~」
先生「はーい、お待ちしてますね~」
なんてやり取りがあったので、当たり前に願書をもらえると思っていました…。
それが、願書配布当日の朝
私「おはようございます〜」
と事務室へ伺ったところ
主任の先生から
「お母さん…園庭開放に毎回来てもらってるのにごめんなさいね」
と急に言われました。
主任先生
「園としても随分考えたんだけど。
実は、ハルくんと同じ(年年少)クラスは今とても大変で…」
「加配の申請もできない状況で」←親が障害を認めないパターンっぽい
など説明されました😭
(※未就園児クラス〔プレ〕もやっている幼稚園です。
ハルには未就園クラスはハードルが高いと思って、年少入園枠を狙っていました。
年少入園枠も十分にあると説明を受けていたので)
ショーーーーック
そして、もう少し早く言って欲しかった!!!
随分考えてもらった結果なんでしょうが
願書配布の初日に断られるとは思わなかった園に断られ、
その後、第三~第五希望と考えていた幼稚園や保育園に行くと
「もういっぱいで…」
といった感じで濁され。
先着順ではないハズなのに…。
「どうしても無理ですか!?」
メンタルがボロボロだった私はそう食い下がる気力もなく😭
「分かりました~😊」と笑顔を作って退散すること数回。
電話で3件の園に問い合わせてみても全滅。
願書配布期間が残りあと2日という時
療育の先生に相談していたら、先生が
「この保育園はどうかな?」
とある保育園を提案してくれました。
「評判もいいし、発達センター療育の卒園児も何人か通ってるから」
と。
私は、その保育園へ最後の望みをかけて電話をかけました。
私「お忙しい時期に申し訳ありませんが、見学をさせていただきたくて…」
園「ハイ~いいですよ~」
私「療育に通っている3歳の子なんですが」
園「…あ~そうですか。うーーん。うちの園はね、ちょっと今バタバタしてて…」
あーーーー
もうこの時点でアウトですよね…😑
「療育に通っている」と言っただけで
「こんな特性があって」
「診断名は」
とかそんな話をする隙も与えられず、聞かれもせず😭
性別も名前すら言ってない。
これまでに断られた園には
「第一希望は療育園」
と伝えていたので、
「まぁ、自分のとこの園が第一希望という人を優先するだろうしなぁ」
と仕方なく思う気持ちもありましたが、
この保育園にはなんっっにも言っていないのに…
ハイリスク(?)の障害児を受け入れられない園側の気持ちも分かるし
「余裕のない園なら入らなくて正解!」とも思いつつ…
やっぱり辛かったです😭
なんなら診断された時以上に辛かった。
だって存在を否定された気持ちになるから。
ハルのこととその親である自分のことも…
もう後がなくなり
市の子育て支援課に問い合わせたところ、
「過疎の進んでいる地域の幼稚園や保育園なら定員割れしているから入れますよ」
と具体的な園名を2つ聞きました。
願書配布期間が過ぎていても大丈夫とも。
その2つの園はどちらとも自宅からは15キロ以上離れていて、途中に渋滞の多い地区も通るので車で片道40~50分。
そこの園から今住んでいる学区の小学校へ入る子はまずいない。
その園に決まったら引っ越しもありえる?
でも、病院(発達センター)も療育環境も整っている今の場所からの引っ越しは避けたい。
そんなことを悶々と考えた結果
療育園に落ちたら年少の1年はどこにも所属せず、ひまわり教室(発達センター療育)を週に4回に増やしてもらいそこだけに通おう!
と決意しました。
(発達センター療育は年少以降は週に何回通うかは希望を出せる仕組みだったので)
そもそも2年保育がスタンダードな地域だってある!
保育園や幼稚園は義務教育ではない!
私達は合計7つの園からお断りされた。それが現実!
ハルには年少入園は早いということ!
そう自分に言い聞かせていました。
(今なら、民間の児童発達支援という選択をしていたと思うのですが、
2017年当時の私にはその知識がありませんでした)
それから4か月後
✨第一希望の療育園から入園の案内が届きました✨
7つの園にお断りされた後、療育園に電話して
「以前見学した○○ですが、近くの保育園や幼稚園7つにお断りされて、もしそちらにも入れなかったら行くところがないんです😭」
と泣きついたのも高い倍率を突破できた理由の一つかな?😅
そう思うと、断わられた幼稚園・保育園・こども園には感謝したいくらいです👏
いや、嘘です。
めっちゃ怨んでます🤗
「療育や障害のことを隠して入園する手もあったんじゃない?」
「わざわざ言わなくても。」
という意見もあるかもしれませんが、私がオープンにしていたのには理由があります。
まぁ、多動・他害がないとはいえ
・癇癪が激しい
・気持ちの切り替えが下手
・よく泣く
という課題があった頃なので、隠したとしてもバレバレだったかもしれませんが😑
それについてはまた次回↓
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