ハルは
産まれた時から「よく泣く子」で
イヤイヤ期が激しい子でした。
私の親には疳の虫(かんのむし)がいるとまで言われ(-"-)
心がバキバキに折れる子育てでした。
↑イヤイヤ期についてまとめた日記では
4歳3か月頃(年少の途中)で少し落ち着いた
とは書きましたが、癇癪の激しさは減ったもののゼロにはなっていないし、5歳8か月頃までは癇癪まではいかなくても"ギャーギャーグズグズ"することは多かったです…
療育園時代 3歳8か月~4歳7か月
おだやかなタイプのお子さんをもつママからは
「しつけの問題なんじゃない?」
みたいなことを言われ家に帰ってから泣いたこともあったなぁ。
悲しくてというより悔しくて…‼
「いやいや!だったらお宅のお子さんが 感覚過敏で上履きを履けない のもしつけの問題なんですか!?」
と言ってやればよかったなぁ。
まぁ、でも確かに癇癪はうるさくて周りの迷惑になるから、いくら療育園とはいえ気を引き締めないとな、と思った出来事でした。
療育園のカーストについてはこちら↓
健常児の世界に混ざってみたときも、大人しくて物わかりの良いタイプのお子さんをお持ちの方からの
「育てたように育つのよね~(しつけがなってないわね)」
「私だったらこうするわ(その対応は間違ってる)」
みたいな発言には胃を痛めたものです…。
スルー力・鈍感力が欲しい
保育園年中 4歳8か月~5歳7か月
保育園の年中時代の話です。
年中にもなって保育園でギャーギャー言っているのは我が子ともう一人の加配対象児だけ。
これが健常児との違いかぁ、と落ち込む日々でした。
保育園の担任の先生は優しいベテランの先生ですが、特にこれといったアドバイスはありませんでした。
(保育のプロであって療育のプロではないので、そこは不満はありません)
「他の子は1歳や2歳から集団生活をしてきている子たちばかりなので(比べて落ち込むことないですよ)」
「成長と共に落ち着くと思いますよ」
と言われていました。
療育園の先生にアポを取り、相談した時は
「怒っている時に何を言っても入らないから、注意よりもその場から離すことが大事」
「注意するより、正しい行動をしたときに褒めることの方が大事」←これは療育園時代ずっと言われていたこと
「ハルくんはもう5歳になったことだし、論理的に説明した方が響く子だと思う」
とアドバイスをもらいました。
私はダメ母なので
「ちょっとしたことでいちいち怒るのはなんでなの!?」
「明日はもうグズグズしないって約束して!」
なんて怒りをぶつけることもありました。
いや、最初からこうではなかったんです。
2歳のころからずっと
「○○しません」
「□□します」
と穏やかに注意したり
ペアレントトレーニングを受け、褒め方を学んだりしていました。
そんな生活を3年以上続けたのに。
それでも変わらない日々に飽き飽きしてたんです(;_:)
でも、この時、療育園の先生からアドバイスを受け
「最近はハルを理解しようという気が全くなくなっていたけど、もうちょっと頑張ろう。ハルに寄り添おう」
と思えました。
ハルが落ち着いている時にぎゅっと抱きしめながら
「こういう時、どうやって伝えたら良いと思う?」
など、懇々と話してみたり
ひらがなが読めるようになってからは字や絵を書いて説明してみたり。
本も色々買いました。
まぁ、でもそれですぐ解決するなら「障害」では無いわけで…
ハルが
「分かってるけど、怒っちゃうんだ」とシクシク泣いた時は私も泣けてきたし
5歳5か月の時
「おねがいごとがかなうかみだよ」
とハルが折り紙の裏に何か書いていたのですが、読めない字があったので
「なんて書いたの?」
と聞くと
「みんな ずっと にこにこのせかい」(と書いたよ)
と言ったんです。
切なくなりました(T_T)
ハルも良くないことだと分かってても怒っちゃう。
周りもうんざりする。
そんな毎日だもんね。
世界にハルと私だけだったらいくらでも怒らせてあげるんだけどね。
保育園年長 5歳8か月~
そんな状況が変わったのがハルが2020年3月~5月
ハルが5歳7か月~5歳9か月の時です。
新型コロナウイルス感染症が広がり、緊急事態宣言が全国に発令されました。
それに伴い、私のパート先のお店も休業という形になったので、4月、5月は完全に登園を自粛していました。
不要不急の外出はせず、近所の土手を散歩するだけでハルと二人、毎日家でゴロゴロ過ごしていました。
(夫はテレワークにもならず、毎日出勤)
引きこもりの毎日に限界を感じ、タブレットを渡しYouTube三昧。
でも
たまたまコロナの時期と被っただけなのか、
集団生活から離れてゴロゴロする日々が良かったのか
4月末には「あれ?今日は癇癪がなかった」という日が続き
5月中旬には「癇癪どころかグズることも1週間に1回しかない」
となりました!
例えば……ドン引きされるかもしれませんが、5歳9か月までは
・お絵描きをしていて思ったように書けない→ギャー!
・私がうっかりリモコンを踏んずけてテレビが一瞬消える→ギャー
と1日に5回はギャーギャー言ってたのが
・お絵描きをしていて思ったように書けない→次のページに書き直す
・私がうっかりリモコンを踏んずけてテレビが一瞬消える→「もー!お母さん気を付けてよ」
という感じに変わりました。
ハルが怒りをコントロールできるようになったのは、自粛生活のお陰というより
親子教室での1年間
療育園でお世話になりまくった1年間
保育園&児童発達支援の1年間と少し
の今までの療育生活が実を結んだと考えたいなぁ🍀
あと、前頭葉が発達して「我慢」ができるようになるのが大体5歳頃と聞いたことがあります。
ハルの場合はそれが遅れてやってきたとも考えられるかな?
首がすわるところから発達は遅めだったもんな…
5歳10か月
2020年6月から登園が再開して、また集団生活のストレスで癇癪もぶり返すかな?と思いましたがその後も癇癪はおさまったまま卒園できました。
小学校へ入学してから一時期家での癇癪が復活しましたが、一時的なものでした。
まぁ、床にひっくり返るような癇癪がないだけで、グズグズの頻度は人一倍高いと思いますが。
(こだわり・気になる所が多い、イラっとなりやすい…のに過剰適応タイプなので外では良い子ちゃん→家でストレス爆発)
ギャングエイジ、反抗期の時期もどうか私が耐えれる範囲でおさまりますように…。
シュガーハイ
糖質の多いものを食べるとハイになるという考え。
子どもの場合は、興奮、イライラ、癇癪などに現れるらしいです。
ハルの癇癪については
「しつけが悪い」
とか
「食べ物が悪い」
とか(主にお年寄りから)言われることがありましたが、ハルはド偏食で4歳まで甘いものはほとんど食べてなかったからこの説はどうなんだろう?と疑問を持っていました。
チョコやアイスも食べるようになったのは5歳以降
(与えていなかったのではなく、本人が拒否でした。
誕生日ケーキも写真だけ撮って食べるのは親という状態)
その後も「甘いのは苦手、しょっぱいのが好き!」と甘いおやつはほとんど食べません。
じゃがりこ大好き小学生。
そして、パンも麺も好きじゃなくお米至上主義でした。
(小2からパンも麺も大好き炭水化物男になりましたが)
お米も糖質だけど、我が家はド偏食だったハルのために発芽玄米や胚芽精米、サプリ米と色々混ぜていたので白米よりは栄養があると思うし、平均より糖質低め生活でした。
ハル=糖質少な目生活=でも癇癪魔人
という式が成り立ちます。
それでも
「偏食が癇癪の原因の一つなのかなぁ?」
と考え、食事にプレッシャーを感じた時期もありましたが、ハルの場合は違ったみたいです。
コロナで登園自粛中は給食を食べれず、日頃より栄養バランスの悪い食生活だったのに癇癪がおさまったので。
あと、シュガーハイについて久々に検索したら
「科学的根拠はない」
という記事が出てきました。
今後は子どもの食生活にガチガチ過ぎる親御さんが減るといいなぁ~💦
↑こういう本は信じていません。
栄養療法で発達障害が治るなら、全国の児童精神科医が「鉄剤」とかを処方していると思うので。
でも、治るとは思っていませんが、栄養を意識すること自体は悪い事ではないと思うので、100%否定はしないスタンスです☺
※このページの下の方に👇カテゴリーや注目記事があるので、良ければそちらも見ていってください☺