療育日記/ハルは特定不能の広汎性発達障害

ひとりっ子長男は特定不能の発達障害

IQ50→IQ87→IQ102 現在小2 情緒級に楽しく通えています

【サポートブック】保育園、小学校へ提出した我が子のトリセツ

このブログは「社会的コミュニケーション障害」「特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)」のハルについて書いています。詳しくはこちら↓

 

サポートブックというのは、言わば「我が子の取扱説明書」です。

入園、入学、進学の時に園や学校に提出する方が多いと思います。

私もハルが療育園から保育園への転園を決意した頃に療育園の先生方に協力してもらいながら作りました。

 

 

加配枠での入園ということで、入園時に提出する書類に成育歴特性など長々と書く欄もありましたが、担任の先生がパッと見て分かるものがあればなぁ、と思い作りました。

小学校へ上がる時は「もうハルも口達者になってきたしサポートブックは必要ないかな?」と思ったのですが、意外と小学校見学の時に役立ちました!

 

ハルが同席している場面で「支援級を希望している理由は?」と聞かれても「○○が困って~」とは言いにくい(-_-;)

(児童精神科への定期受診も耳ざといハルが「ハルくんの悪口言ってるの?」とか言ってくるのでハルに聞かれたくない内容の時は私一人で行っているくらいです)

 

その点、サポートブックがあれば「ここに書いたのですが…」と話しが進めやすかったです♪

 

 

デメリットがあるとすれば、前のめりな要求の多い保護者と思われそう?なとこですかね。

そこは私も心配で

「こういうタイプだから配慮してー!」

「手をかけてー!」

という内容にはならない様に気を付けました💦

 

↓進路に悩んだ時に参考にしました。

 

サポートブックの作り方

 

サポートブック フォーマット

と検索したらフォーマットが沢山出てくるし、ダウンロードできるものもあります。

 

療育園の先生からサポートブック作りに大事なのは

 

・子どもに関わってくれる人(担任など)が知っていたら助かること/知っていてほしいことを書くこと

 

・マイナス面だけでなくプラス面も書くこと

 

だと教わりました。

 

保育園へ提出したサポートブックの内容

 

【年中に上がる前の4歳半頃】

 
名前:ハル
主治医:○○発達センター 児童精神科 □□医師
診断名:社会的コミュニケーション障害(特定不能の広汎性発達障害
 
好きなこと:お絵描き、ウルトラマン
 
いいところ:優しい、話をよく聞く
 
気になるところ
①ハラハラすることが苦手
追いかけっこなどでも緊張するようで、泣いてしまったり途中で抜けたりします。
しばらくすると落ち着くので、声掛けくらいで大丈夫です。
『三びきやぎのがらがらどん』の様な絵本も怖がりますが、耳をふさぐ程度で教室から出ることは無いと思います。
 
②完璧主義なところがある
初めてのこと、自信がないことにはチャレンジしないことが多いです。
ハードルを下げるか、お手本を見せるとやる気になることもあります。
また、工作が上手にできない、先生に注意された、ということでもシクシク泣くことがあります。
 
③少しのケガでも大げさに泣きわめく
絆創膏を貼るほどのケガではなくても、貼ってあげると落ち着きます。
(登園カバンに入れておきます)
 
その他
以前はかんしゃくが激しいタイプでしたが、今は怒るより泣くことが多いです。
 

サポートブックに書かなかったこと

 
細かい身辺自立
・補助箸利用
・うんちがキレイに拭けてないことがある
・着替えの前後が間違えていることがある
・シャツをズボンにいれるのがうまくいかないことがある
 
身辺自立については園から「書いてくださいね~」と渡された書類に、ビッシリ書く欄があったので、サポートブックにはあえて入れませんでした。
 
年中から保育園へ編入するのはハルだけだったので、きっと入園してからしばらくは身辺自立について他の子より手をかけてもらえるだろうな、という考えもあり(;´∀`)
 
偏食もこの頃は「園では何でも食べて家ではド偏食期」だったので給食は食べれるだろうからいっかなぁ、と。
 
発達検査の結果
これも保育園からの書類に書いたし、ただの目安なので書かなくていいかな、と思い省略しました。
 

初めてサポートブックを作ってみて

 
このサポートブックを作る中で、ハルの長所を書こうとして
「え!?いいところ?」
と考え込んでしまったことはハルに悪かったなぁ(-_-;)
 
病院受診や療育関係ではまず「どんなことに困ってますか?」と聞かれるので、困った所は答え慣れていてスラスラ出てくるのに、良いところを聞かれると固まってしまうとは"(-""-)"
 
日頃から良いところに注目して褒めてあげないといけないな、と思いました。
 
また、他のお母さんの作ったサポートブックでは
<注意の仕方>
○○した時には、△△と対応し、□□と声を掛けると耳に入ります
と書いてあったりして、分かりやすいと思いました
 

小学校見学の時に持参したサポートブック

 

【5歳10か月頃作成】

名前:ハル
主治医:○○発達センター 児童精神科 □□医師
診断名:社会的コミュニケーション障害(特定不能の広汎性発達障害

発達検査:令和2年4月 新版K式発達検査 DQ103

好きなこと:お絵描き、パズル

いいところ:優しい、人の話をよく聞く

 

気になるところ

①「緊張する」が口癖でストレスをためやすい

ドキドキするという理由で鬼ごっこや順位を決める遊びが苦手です。

全くしない訳でもなく、徐々に克服してきています。

 

②完璧主義

発表がうまくできなかった、先生に注意をされた、ということでショックを受け泣くこともあります。

気持ちの切り替えを練習中です。

 

③不器用で運動が苦手

折り紙、鍵盤ハーモニカ、縄跳び、鉄棒などに苦手意識があり、自信を失くしがちです。

 

サポートブックを見直してみて

 

年中から年長に進級するときはサポートブックを作り直さなかったので、サポートブックを2年越しに見直しました。

 

ハルの根本的な気質は変わっていないなぁ、と感じましたが、2年間でどれだけ成長したかもわかりました。

それだけでもサポートブックを作った甲斐がありました。

 

ただの目安だと思っている発達検査の数値ですが、小学校側はその“目安”が欲しいかな、と思いこの時は載せました。

 

保育園へは入園が決まってから提出したので、ありのままを書きましたが、小学校の就学相談で見せるとなると、内容を悩みました。

 

良く見せようとして「支援はいらないんじゃない?」

と思われてもいけないし。

悪い印象ばかり与えたら入学前から「問題児」のレッテルを貼られないか

と思ったり。

 

ありのままを書くと言っても表現の仕方で、短所にみえたり長所に見えたり

子どもの性格も複雑になってきてるし、とても難しかったです。

 

4歳半の頃と6歳前に書いたものを比べると

 

・ちょっと怖い絵本が苦手→あまり怖がらなくなる

・ケガで大騒ぎをする→おさまってきた

と成長が見られ

 

・不器用で運動が苦手

という気になる所は増えました。

 

ちょうちょ結びができない、とか縄跳びが苦手とか、そのまんま自閉症あるあるですが。

年中までは折り紙、鍵盤ハーモニカ、縄跳び、鉄棒などをほとんどしなかったので周りとの差を感じなかった部分です。

克服する特性もあれば、こうやって成長と共に新たに見えてくる特性(課題?)も多いんだろうなぁ💦

 

 

集団行動、一斉指示、友達とのコミュニケーション

 

 
この三点は現段階では問題がなさそうなので、サポートブックには書きませんでした。
 
よく、通常級か支援級かで迷ったときは
 
・集団行動ができるか
・一斉指示が通るか
・困ったときにヘルプが出せるか
・友達とのコミュニケーションはとれるか
 
の部分に注目してみるといい、と聞きますよね。
 
現在のハルの様子は
 
・集団行動
→保育園の先生には問題ないと言われている。
むしろみんなのお手本になることが多いそう。
でも、園ではしっかり者を演じてる分、過剰適応気味で疲れやすい
 
・一斉指示
→これも問題ないそう。
運動会の練習などでイレギュラーな指示があってもテキパキ動けているそう。
日頃の行動を見ていても視覚優位な感じはなく、耳からの情報をキャッチできるタイプ。
 
・困ったときにヘルプが出せるか
→これは今のところ大丈夫。
療育園で鍛えてもらったお陰で困ったときは先生にSOSを出す、が得意です。
でも、やさしーい保育園の先生相手だからできることであって、小学校で厳しめの先生に当たったら萎縮すると思う。
 
・友達とのコミュニケーション
→トラブルもなく問題無いそう。
ハル自身は「○○くんが△△してて嫌だった」とか軽い不満はもらしていますが、今のところ大きな問題はなさそう。
年中の頃は特定のお友だちはいなかったけど、年長になって気の合う仲良しもできました。
 
でも、私は友だちとのコミュニケーションに不安を感じています
幼い頃の「みんなでなかよく生活」ではトラブルはありませんが、周りの精神年齢が上がってくるとそうはいかなくなるのではないか、と。
 
上にも書いたように、不器用で運動が苦手、精神年齢も幼い、いわゆるのび太君タイプのハル。
のび太君は射的とあやとりが得意だから不器用ではないのか)
そして、空気を読めず正義をふりかざして注意してしまったりする、ちびまる子ちゃんでいうところのマルオ君タイプでもある。
 
小学校に入ったら
それらの要因から自己肯定感が下がり→荒れたり、不登校
といった二次障害に繋がらないかが心配ということもあり支援級を選択しました。
 
まだ起きてもないのに心配するのは過干渉かな、と当時は悩みました。
でも、不登校が悪いとは思っていませんが、学校には楽しく通って欲しい!という一番の願いから石橋を叩きまわってしまう自分がいました。
 
運動会の時期は不登園気味になりつつも、大きなトラブルなく保育園に通えたのは
<年少の1年間、療育園に通ったことで成長して自己肯定感も上がった>おかげ
だと思っているので、その成功体験を忘れられなくて、小学校もスタートを手厚くしたいのかなぁ~と自己分析してみたり

 

過保護は悪いことではないが、過干渉はいけない」という佐々木先生の言葉を胸に刻まねば☆彡
 
支援級を決めた詳しい話はこちら↓