ひとりっ子長男は特定不能の発達障害

はじめに(人物紹介・療育歴)

ブログについて

このブログでは、3歳の時に

「社会的コミュニケーション障害」

「昔でいう特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)」

と診断がついたひとりっ子長男、ハルの日常を綴っていこうと思います。

 

診断名について
・対人関係・社会性の障害
・コミュニケーションの障害
・特徴的なこだわりや興味

 

この3点を大なり小なり満たすとPDD(広汎性発達障害)と診断されるそうですが、ハルの場合は

 

・3点すべては揃っていない

・典型的なタイプではない

 

ため、この診断名だそうです。

 

児童精神科の主治医からは

 

「診断基準がDSM-Ⅳに沿っていたころは特定不能の広汎性発達障害と呼ばれており、こちらの方が今でもメジャーで分かりやすかった。が、2013年からは診断基準がDSMー5というものに変わったので、そちらに照らし合わせてみるとハルくんの症状は社会的コミュニケーション障害というものになる」

と言われました。

 

DMCアメリカの精神医学会が作っている診断基準

f:id:PDD-NOS:20210527111252j:plain

 

(この紙を見ると「非定型自閉症」とも言える?)

 

でも、色々ひっくるめて自閉症スペクトラムだと思うので、ブログ内ではざっくり「自閉症スペクトラム」や「発達障害」と書いています。

 

子どもと生活する中で、私が感じたことや考えたことをありのままに書き連ねていくので、中には不適切な表現もあるかもしれませんが、ご了承ください。

 

人物紹介

地方都市在住

実家・義実家は新幹線の距離

転勤の可能性あり

 

母(私)

29歳でハルを出産

専業主婦→パート主婦

 

父(夫)

療育に理解はある、が勤務時間が長く出張も多いためハルとの関わりは薄い。

 

ハル

2014年(H.26)8月生まれ。

 

発達検査
2歳0か月 検査名不明(おそらく田中ビネー)
 「約1年の遅れ」=約IQ50(中度知的障害)

 
3歳1か月 田中ビネー知能検査V
IQ87 「約5か月の遅れ」

 
4歳0か月 田中ビネー知能検査V 
IQ102 「年相応」

 
5歳8か月 新版K式発達検査 
DQ103  「凸凹なし」

 
8歳0か月 WISC‐Ⅳ
IQ98 「凸凹18 聴覚優位」

 
療育歴

1歳10か月~2歳3か月

月に2回市の親子教室へ通う

 

2歳8か月~3歳7か月

週2回自治体療育へ母子通園

 

3歳8か月~4歳7か月(年少)

週5日母子分離の療育園(児童発達支援)

2週間に1回言語訓練

 

4歳8か月~6歳7か月(年中・年長)

加配をつけてもらい保育園、児童発達支援と並行通園

 

小学校~

2022年現在は情緒級の2年生/放課後等デイサービスを週に2回利用

  

最後に

1歳6か月健診後から療育一直線の日々ですが、療育を魔法の薬だとは思っていません。

 

妊娠中に色々あり、生まれる前から子どもの障害を心配していた私が、療育に前向きでいられるのは、本やブログを読み漁って障害に対する情報を得たからだと思っています。

障害が「未知」のものだったころは毎日不安でした。

 

このブログを通して情報発信することで、誰かの参考になったり、同じ境遇の方の不安が少しでも減ると良いな、と思っています🍀

 

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