未診断ですが、妹(私)の目から見て
境界知能で自閉症スペクトラム、ADHD要素も強い兄の幼少期についてです。
前回
ハルの障害が分かってから母に
「兄ちゃんも何か(障害)あると思うよ」
というと
「どうりで育てにくかった訳だわ!」
と言われました(-_-;)
そんな兄を育ててきた母なので
「孫に障害なんてある訳ない!」
「育て方のせいだ!」
と言うことなく、ハルの障害にも理解を示してくれています。
兄を妊娠中
母に聞いたところ、兄の妊娠中は痩せ過ぎで指導はされたものの、他は問題なかったそうです。
母は太りにくい体質に加え、結婚してから父の自営業を手伝っており、臨月にも働き続けた為「太りたくても太れなかった」そうです。
でも、母はよく食べよく動く人なので栄養状態は悪くなかったはずです。
遺伝
兄も私も相応の病院で診察を受ければ発達障害(自閉症スペクトラム)の診断がつくと思います。
では、どこからの遺伝なのか?
わが家の場合は以前にも書きましたが、完全に父です。
↓
私達世代の祖父母って型にはまっていないというか…
変わった人が多くないですか?
父方祖父母は世間一般以上にちょっと変で、父方の親戚も定型発達じゃなさそうな人がそろっています(;'∀')
母方はこういっては何ですが、優秀で問題なく社会に出ている人ばかり。
でも、父方の一風変わった親戚にも兄みたいなタイプはいない気がします。
父も親戚もみんな凸凹はあるものの、穏やかで優しい。
兄は40歳過ぎても癇癪、ヒステリック、だらしない、不潔タイプ。
↑良ければこの有名な慶応大教授による遺伝の研究結果を見てください。
これによると意外にも性格の遺伝要素は少ないんですが、ADHDは遺伝要素が80%以上あるみたいです。
出産
胎児の成長は問題なく、ガリガリの母から出産予定日頃に3000gちょっとの兄が産まれます。
赤ちゃんの頃に気になる点は無かったそうです。
(昭和は今ほど細かくなかったから?)
自営業手伝いということで、生後4か月から保育所に預けていたそうですが、そこでも0~5歳まで特に指摘はなかったそうです。
幼いころのアルバムを見返してみても運動会、お遊戯会をこなす兄の姿が映っています。
笑顔は少なくて、泣き顔、無表情顔、怒った顔が多い気はしましたが…。
兄は今でもなんですが「多動・衝動性」は低く「不注意」が高い特性を持っています。
「不注意」は小学校入学になってから目立ち始めると思うのですが、例に漏れず兄もそのパターンでした。
次は小学校以降のエピソードを書きます。
↓発達障害系コミックエッセイ第一人者・かなしろにゃんこさんの本は時代を超えても色褪せなくて好きです!
特にこの本は社会人になった「リュウ太くん」が「あの頃の気持ちは…」と解説してくれているので当事者の気持ちが分かるところが良いです✨
「今はどうやって折り合いをつけているか」についても分かりやすくて、うちの子もこうなってくれたらな、と将来に希望が持てる漫画です!
続き
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遺伝についてはこっちも
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