ひとりっ子長男は特定不能の発達障害

【年中・年長】もっと早く通えば良かった児童発達支援

 

 

少し遡って2019年4月(ハル4歳8か月)の話を書きます。
 
ハルは
2018年度、年少:療育園
2019年度、年中:保育園
となった訳ですが、保育園に通うからと療育がゼロになるのは不安。
 
ということで、保育園と並行通園できる療育を探し
年中の7月ごろから週に2回、保育園を早退して療育に通い始めました。
 
なぜ7月からかというと、4月に保育園と療育が同時スタートではハルが緊張しっぱなしになるかな、と思ったからです。
 
ちなみに、年長からは保育園に慣れた&困りごとも減ったこともあり、療育は週に1回に減らしました。
 
前にも書きましたが
※私の住んでいる地域では

保育園や幼稚園に通いながら並行通園する
=療育(児童発達支援施設)
よく"児発"じはつ、と略されるやつです。
 
未就学児を対象に保育園や幼稚園のように毎日通う
=療育園
と呼び分けています。
 
母子通園でも母子分離でも週5で通い、他との併用がダメな所療育園

療育園も、正式名称は児童発達支援施設なんですけどね(・_・;)
 
他にも法律上いろいろ違うのかもしれませんが、保護者の認識はこんな感じでした。
 

 

私は当時、障害福祉サービスについての知識が少なかったので、年少からは療育園や民間の療育(児発)があるけど、年少になるまでの0~3歳くらいは自治体が発達センターなどでやってる(発達検査で引っかかった親子が行く)親子教室のようなものしかないと思っていました。
 
でも
受診し、医師に診断書を書いてもらう
障害児通所支援受給者証をゲット
相談支援専門員さんにプラン(障害児支援利用計画)を立ててもらう
 
この3つをこなせば何歳でも通えるんですよね…児童発達支援。
 
児童発達支援で出会った子の最年少は1歳11か月でした。
 
自治体の療育(健診事後教室)も良かったけど、しょせんはグレーの子の集まり。
 
児童発達支援の手厚さは段違いでした。
 
今でも
2歳から自治体の療育は行かずに週3、あわよくば週5で児童発達支援
→年少:療育園
→年中:保育園+児童発達支援
という道を進めばよかったー!( ;∀;)と後悔しています。

 

↑この時の医師は専門医じゃないし、診断書は書いてくれただろうか?
 

↑その後、2歳3か月に予約しても専門医を受診できたのは10か月後の3歳1か月…

 
だから、2歳代で児童発達支援施設に通いたかったら1歳半健診後にすぐに受診の予約を入れる!くらいじゃないとダメだったのかなぁ?
 

どんな事業所を選んだか

児童発達支援施設は営業時間も利用者の人数も様々です。
 
児童発達支援放課後等デイサービス
どちらも運営している事業所を選べば、小学校入学後も継続して通えるからよさそうと思ったのですが、私とハルがビビッときた事業所は児発のみ運営している所でした。
 

療育の質とか責任者の考えとか、いろいろチェックはしましたが、結局は体験をしてみてハルが一番楽しそうだったところに決めました。

 

母子通園で午前の部、午後の部があります。
ハルは保育園を早退し、13時半~16時の午後の部に通いました。
 
日によって人数はまちまちですが、子ども5人に先生(児童指導員・保育士)3人くらいです。

利用料について

児発も2019年10月から年少~年長まで無償化の対象になりました。
 
それ以下の年齢でも
年収890万円未満だと上限4600円+実費給食費、おやつ、教材)
890万円以上だと上限37,200+実費(〃)
 
保育園や幼稚園と児発、両方に通っている場合、両方とも無償化です
 



 

療育園の利用料

 
ハルが療育園(児童発達支援)に通っていた頃は無償化になる前でした。
週に5日10時~15時まで通いましたが、給食・おやつ代含めて利用料は一か月1万~1万3千円くらいでした。
 
療育園時代のある月の請求書を見ると
総費用額 ¥253,991
1割相当額 ¥25,339
負担額 ¥4600
負担額¥4600+実費負担額(給食300円・おやつ80円)¥7600=¥12,200
 
となっていました。
本来1か月約25万円かかるところを、1万2千円で手厚い療育(5人クラスに先生2人+α)と美味しい給食を週5で提供してもらえていたなんて!
本当にありがたいことでした。
 
もし、今も同じ園に通い続けていたら、4600円負担もなくなるので、給食・おやつ・雑費だけになり1か月の支払いは7000~8000円になると思います。
 

児童発達支援(民間療育)の利用料

年少~年長は無償化なのでおやつ代などの実費のみ
ハルが通っている療育は給食はなく、おやつ代が80円です。
月に4~5回通っていますが毎月の支払いは320~400円のみです。安い!
 
未就園児は上にも書いた通り
年収890万円未満だと上限4600円+実費
890万円以上だと上限37,200+実費
 
1日の利用料は1,000円くらいの事業所が多いので(1割負担)
世帯年収が890万円以上でも、利用が月に10回くらいなら、かかる費用は1万円(1,000円×10)くらいになるので、いくら上限が37,200円といっても上限いっぱいまでいくことはあまりないと思います。
 
ハルの通っていた児発の場合もサービス料は大体1日1万円くらいでした。
 
・未満児は1割負担で1回約1,000円
上限が4,600円の場合は月に20回通っても請求は4,600円+実費
 
・年少~は上にも書いた通り、無償化の対象なので4,600円すらかからず、実費だけ
 
やはり助成金補助金が投入されているので、塾や習い事とは比べ物にならないくらい手厚いです。
 
でも、受給者証を取得しないといけない=医師の診断が必要
ということで、習い事に比べて利用までのハードルが高い!!!
 
療育ならほぼ無料だし、その子も自己肯定感を潰しながら習い事に行かなくてもよくなるのに、と。
 
診断書ナシで児発に通える自治体もあるみたいなので、今後そういった自治体が増えると良いのですが。
 
グレーの子の凸凹の凹を埋めるために無理に習い事を詰め込む親御さんが身近にいたので…。
 
ハルは現在、情緒学級(支援級)に通い、週に1回放課後等デイサービスを利用しています。
 
また、そのことについても書こうと思います。
 
↓児発にあったこういうのがハルのお気に入りでした✨
わが家が広かったら家用に買ったのに(T_T)
 
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