ハルが療育園に通っていた2018年度の情報です。
言語聴覚士さんが療育園の保護者へ向けた内容でした。
ハルの通っていた療育園は年少~年長まで15人いましたが
・喃語のみ
・意味のある言葉は1つも出ていない
という子も多くいました。
詳しくは↓
言葉は遅れていないという子も
・コミュニケーションに難あり
など、どこか凹の部分があったので(ハルを含む)
月に1回開かれる勉強会はとても有り難かったです。
※言葉の遅れの原因が難聴ではない前提の話です
まず大事なのが我が子がどの段階にいるのか把握すること
言葉を理解していない
・ことばというツールを使うと便利😄という体験を繰り返す
・言葉のシャワーを浴びせる
言葉を理解はしているが発しない
誰かに何かを伝えようという意思を感じない場合
・人と関わる楽しさを教える
・伝わって嬉しい!という成功体験を積めるようにする
・オーバーリアクション気味に接する
誰かに何かを伝えたいという意思はあるが、言葉にならない様子の場合
・口や舌のトレーニングをする
・言葉以外のコミュニケーション方法を教える(絵カード、ジェスチャー、肩をたたいて知らせる、など)
身振り、手ぶり、手を引っ張るなどはする場合
→言葉が出る前兆
言葉の発達の為にできること
目、耳、鼻、口、粗大運動、微細運動、全てが言葉の発達の基礎になる。
・しっかり体を動かして遊ぶ
・よく噛んで食べる
・短くわかりやすい言葉で話す
・シャボン玉や吹き戻し笛(ピーピー笛)であそぶ
ハルの受けていた言語療法ではトレーニングとして専門の吹き戻し笛を使っていました。
ヘタってしまうのも早いので、日常的には100均の物も使っていました。
・音楽に合わせて伸ばしたり戻したり🎵
・1分間でどちらが多くピーピーできるか
など、今でも遊びながら取り組んでいます。
・アイスを食べるときはソフトクリームを選びペロペロなめること
舌の運動になるとのことでした
それなら簡単に取り組める!
と思いましたがド偏食のハルがアイスを食べるようになったのは4歳過ぎてからでした😅
発音について
発音の獲得時期は色々な発達に応じて進むので発音の訓練は"早ければ早いほどいい”という訳ではない
「さ行が舌足らず」などの程度だったら年長からで十分間に合う。
最初の一語だけ言う場合
「ばなな」→「ば」など
無理に「ばなな」と正確に言わせる必要はない、まずはたくさん褒めること
「ばなな」→「ば」など
無理に「ばなな」と正確に言わせる必要はない、まずはたくさん褒めること
話しかけまくれば良いわけではない
自閉症の子に多いのは
「誰かに何かを伝える気持ちが薄い」
というパターン
言語聴覚士さんの経験した例では
・3兄弟の末っ子
・0歳から保育園へも通い
・園でも家でも嫌というほど言葉のシャワーを浴び続けている
そんな子でも、小学校入学まで言葉が出なかった子もいる。
逆に密室育児で他人との関わりが薄くても言葉が達者な子はいる。
周りからの
「たくさん話しかけてあげて」
「ことばのシャワーを」
「テレビばっかり見せてるんじゃない?」
なんて言葉には傷つかないで
子どもひとりひとり、その子に合った「関わり方」「伸ばし方」は違う
療育の先生、言語聴覚士、プロを頼ってください。
という言葉で勉強会は締めくくられました。
ハルの言語療法
ハルは年少の1年間、月に1回言語聴覚療法を受けていました。
今までの児童精神科受診の話では省略ていましたが、主治医に言語訓練を受けることができるか相談したところ
「著しく遅れている訳ではないからなぁ、月に一回ならいいよ
でも、追いついたら他の子に譲ってね」
と言われていたので、児童発達支援センターのリハビリテーション部門で言語聴覚療法(ST)を受けました。
1年後主治医から
「そろそろ卒業する?」
と言われ、卒業しました。
今までの児童精神科受診の話では省略ていましたが、主治医に言語訓練を受けることができるか相談したところ
「著しく遅れている訳ではないからなぁ、月に一回ならいいよ
でも、追いついたら他の子に譲ってね」
と言われていたので、児童発達支援センターのリハビリテーション部門で言語聴覚療法(ST)を受けました。
1年後主治医から
「そろそろ卒業する?」
と言われ、卒業しました。
言語聴覚療法の内容もまたいつか書きたいと思います。
全然実践できていませんが、この本も良かったです✨
※このページの下の方に👇カテゴリーや注目記事があるので、良ければそちらも見ていってください☺